味を足すのではなく、食材の味を引き立てる。ワークショップ202608
「食材の味を引き立てる」味噌と麹調味料





味噌と麹調味料のワークショップを開催しました。
今回のワークショップで、私自身とても印象に残ったことがあります。
それは、参加してくださった方から、
「麹調味料って、食材本来の味を引き立てるんですね」
「醤油麹や塩麹を使うと、食材の旨みが増幅する感じがします」
という言葉をいただいたことです。
思わず、
「えー、そんなふうに感じてくれたんだ。しかも、そんなふうに言語化してくれるの?」
と、嬉しくなりました。
私はもともと、食材そのものの味を楽しみたいタイプです。
料理をするときも、できるだけ味付けを重ねすぎず、食材が持っている味や香りを楽しみたいと思っています。
だから私にとって、味噌や塩麹、醤油麹は「味をつけるための調味料」というよりも、
食材の持つおいしさを引き立ててくれるものという感覚があります。
今回、その感覚を参加者の方が実際に感じ取ってくださったことが、とても嬉しかったです。
そして、もうひとつ心に残ったのがお味噌についてのお話でした。
「他のお味噌だと、もう少し味噌を入れたほうがいいのかなと思って足していくと、
今度は少し辛くなってしまうことがあります。
でも、栄養味噌のお味噌は、少ない量でも食材の味を生かしてくれるような味わいがあって、
深みのある料理になる感じがします」
そんなふうに言ってくださいました。
「そんな見方があるんだ」
と、私自身が気づかせてもらいました。
自分では当たり前だと思っていたことを、誰かが感じ取ってくれて、
それを自分では思いつかなかった言葉で伝えてくれる。
それが、とても嬉しかったです。
味噌や麹調味料についてお伝えする立場ではありますが、
ワークショップでは私自身も、参加してくださった皆さまからたくさんの気づきをいただいています。
今回いただいた言葉を通して、改めて、
「食材の味を引き立てる」
ということを大切にしていきたいと思いました。
味を足しすぎなくても、食材のおいしさを感じられる。
そんな料理の楽しさを、これからも味噌や麹調味料を通してお伝えしていけたらと思います。
ご参加くださった皆さま、そして素敵な言葉を届けてくださった皆さま、本当にありがとうございました。
私自身も、またひとつ新しい視点をいただきました。
今年のワークショップは終了しました。
また来年よろしくお願いいたします。
受付は2月の上旬を予定しております。
