8月のワークショップー味噌汁を見直す機会にー



今年最後のワークショップでした。
前回に続いてご参加いただいた方もいらっしゃいましたので、
リラックスして談笑しながらワークショップを進めることができました。
話が楽しくて、写真を撮るのも忘れてしまっていました。
ワークショップをリピートしていただけることが多く、
それだけでも嬉しいことなのですが、
「味噌、麹調味料をこのように使って食べました。」と
報告していただけることがとても嬉しいです。
仕込んだ味噌や麹調味料が生活の一部になってくれたのだと大変光栄に思います。
今回のワークショップで印象的だったのは、
味噌汁の味付けについてです。
みなさんの味噌汁はどうですか?
濃いですか?薄いですか?
今日の試食でお出しした味噌汁を飲んで、
自分(参加者)が作る味噌汁は濃過ぎるのかもしれないと
言われた方がいらっしゃいました。
他の人が作った味噌汁を飲む機会って少ないですよね。
飲む機会といえば、外食時の定食についている味噌汁などくらいですかね。
外食で飲む味噌汁は他の料理の味に合わせるため、濃いめに作られていることが多いかと思います。
しかし、それを基準に作ってしまうと濃い味噌汁になってしまうので、
体のためにも薄い味噌汁を心がけていただきたいと思います。
間違えないでいただきたいのは、
薄い味噌汁=味がしない、まずいではありません。
ではどのように作るのか。
私が作る味噌汁は子どもの口にも合うよう薄めの味付けです。
しかし、きのこ類や野菜を入れることで
しっかり食材の出汁が出た、旨みのある味噌汁を作ることができます。
特に香りが立つのはしいたけ、舞茸です。
きのこ類は特売などで多く安く手に入れることができる機会も多いので
ぜひ多めに買って、冷凍庫で保管してください。
きのこは冷凍保存でうまみも栄養価もUPするといわれているので一石二鳥です。
野菜では、玉ねぎ、大根、かぶ、ゴボウなどをいれると
あっと風味の良くなる味噌汁ができます。
是非きのこや野菜をふんだんに使った
味の奥行きがある味噌汁作りをを意識して、生活に取り入れていただきたいなと思いました。
次のワークショップは、来年3月からです。受付開始は2月上旬ごろです。
お味噌汁が気になった方、味噌を作ってみたい方、麹調味料に興味がある方は是非ご参加ください。
また来年お待ちしております。