ねばねば丼はお好き?

ねばねば丼

私のスタミナネバネバ丼
山芋、オクラ、モロヘイヤと薬味麹です。
夏バテ防止に一役買っています。
それぞれの栄養成分や効能などをご紹介いたします。

山芋ー胃腸にやさしく滋養強壮パワーも

胃腸をいたわる成分が豊富

  • 消化酵素のアミラーゼが豊富
  • ビタミンB群、C
  • カリウム
  • 食物繊維

アミラーゼはデンプンの分解を促し、消化を助けます。
胃の粘膜を守り、胃潰瘍の予防にも効果的。
コレステロールを排出するため血糖値改善にも期待できます。

消化を助けたいときには生で食べる方がおすすめです。
すりおろし、酢の物にしましょう。

おくらー胃腸にやさしい

ペクチンなどのぬめり成分が良い

  • ペクチン
  • ビタミンB1、B2、C
  • 葉酸
  • カルシウム

ぬめり成分が胃の粘膜を保護して、胃炎や胃潰瘍の予防に効果的です。
整腸作用のほか血糖値上昇を抑え糖尿病予防にも効果が期待できます。

モロヘイヤー「王家の野菜」

モロヘイヤはビタミン、ミネラル類、食物繊維がたっぷり

  • β‐カロテン
  • ビタミンB群、C、E
  • カルシウム
  • カリウム
  • 食物繊維


抗酸化作用や免疫力強化、骨粗しょう症、高血圧、糖尿病予防にも

シュウ酸が含まれているため、食べるときには下茹でしてあく抜きする必要があります。
きのこと一緒に食べるとカルシウムの吸収率が上がります。
納豆などのねばねば食材と合わせて食べるのもおすすめです。

畑で育てているモロヘイヤはぐんぐんと育ち
消費が追いつかなくなってきました。
万能野菜をいつでも食べれるのは嬉しいことです。

薬味麹

薬味麹とは、生姜、大葉、茗荷、ねぎなどを加えたしょうゆ麹のことを指します。
食欲のなくなりやすい夏にぴったりで、お料理をよりさっぱりとした味わいにしてくれます。
野菜や豆腐、そうめんにつけて食べると絶品です。

食材栄養成分効能
生姜ジンゲロール、ジンギベレン血行促進、殺菌作用
大葉β‐カロテン、カルシウム骨粗しょう症予防
茗荷アルファピネン発汗や消化の促進
ねぎビタミンC、β‐カロテン抗酸化作用、血行促進

”美味しいから食べる”のですが、栄養成分や効能などを知ると、
より体の健康のために食べたくなりますね。


出典 『一生役立つ きちんとわかる栄養学』株式会社 西東社 若松和紀 2019年7月25日

Follow me!